Tropical Feather
とろぴかるふぇざー

Birdgoods & Preserved Flower's Shop

とろぴかるふぇざー出展イベント情報

私が作品を作り始めたのは、うちのコザクラインコのりんちゃんが通院するようになってからでした。
りんちゃんは、私の最愛のぴーちゃんにお嫁さんをお迎えして初めてうちで孵った2羽の兄弟のお兄ちゃんです
1歳を過ぎたころ、りんちゃんは体調不良を訴えました
しばらく通院を続けましたが、慢性じん不全と診断され、頻繁に病院に連れて行かなくてはならず
りんちゃんに少しでも負担にならないように、ちょっとでも楽しく通院できるように、そしてなによりも早く良くなりますように・・・
そう考えて作ったのが『お出かけ通院バッグ』第一号です
それ以来、このバッグを作り続けて、数多くの方のお手元にお届けすることができるようになりました
1つ1つ丁寧に、布選びから検品まで、すべての工程を私自身が手作業で行っております
通院だけじゃなく、インコオフなどのお出かけの時にも使ってもらえるように
インコちゃんとのお出かけが楽しくなるようなバッグになるように、そんな思いを込めて作っています
内側のフリースは、夏場は外の暑さと電車のクーラーの急激な温度差をやわらげられるように
冬場は中にカイロを入れたりして保温効果を高められるように
上部分は、インコちゃんの様子がすぐに確認できるように
ポケットを付けて受付で診察券を探さないで済むように
完璧なバッグではないかもしれないけど・・・・
このバッグを使ってインコちゃんとのお出かけが、楽しくなりますように!!
「お出かけ通院バッグ」にはこんなストーリーがあったりします

さて、りんちゃんの話に戻って、それから半年以上、りんちゃんとの通院は続きました。
そんなある日の検査で、りんちゃんはもう延命療法しか手立てがないと言われてしまいます
まだ2歳にもなっていない若さで、こんなことになるなんて・・・
そのお話を病院で聞いてから悲しくて悲しくて何日も泣きました
明日突然死んでしまうかもしれない
なんでこんなにかわいい、なんの罪もないりんちゃんがこんなことになってしまうのか
あきらめたくない、何かできないだろうか
病気のりんちゃんを連れまわすのは気が引けるけれど、私は他の病院でも診てもらおうと思いました
それと同時に、りんちゃんが無事に2歳の誕生日を兄弟のラビちゃんと一緒に迎えらるように
そんな願いを込めて、少し早い誕生日ケーキをフェルトで作り始めました
一針一針願いを込めて・・・
ケーキには『Happy★Birthdayりんちゃん&ラビちゃん 2008,May,9&12 2years old』こう書いたプレートを乗せました
これがアニバーサリーケーキの始まりでした
その後私はTropicalFeatherを立ち上げ、アニバーサリーケーキを作り始めました
依頼を頂いて、お写真を拝見し、飼い主さんの色々な思いを、インコちゃんとのストーリーを
考えながら作ります
どんな記念日も、飼い主さんと愛鳥さんの大切な記念日
お誕生日がわからない子と出会った日、お迎えした日、初めて肩に止まってくれた日
飼い主さんと愛鳥さんだけの秘密の記念日
そういう思い出を少しでも形にできたら・・・
それが、TrpicalFeatherの考えるアニバーサリーケーキです

りんちゃんは、ラビちゃんと2歳の誕生日を無事一緒に迎え、2009年11月現在3歳半になりました
毎日元気に私の肩に止まっています
転院を決意し、治療方法を変え、りんちゃんと一緒に病気に負けないように頑張り中です
どんな元気な子でも、どんなに一緒にいたくても、お別れはいつか必ず来る
終わりがあるから、命は大切で愛おしい
1日1日その瞬間さえも、愛鳥たちとの時間を大切にできるように
そして、1羽でも多くの鳥たちが、飼い主さんとの幸せな時間を過ごせますように

りんちゃんと、ラビちゃんのアニバーサリーケーキは
『アニバーサリーケーキ写真館』のトップ中央のケーキです
少しでも一緒にいられる時間が長くなりますように、そしてりんちゃんが
毎日幸せだと感じてくれるように・・・


これがTropicalFeatherはじまりのストーリー

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